top of page

THANKS BEEF のこと

THANKS BEEF のこと

THANKS BEEF のこと

THANKS BEEF のこと


・ホルスタイン種、ブラウンスイス種、ガンジー種の交雑種から産まれた雄牛です

・高級牛肉ではないけれど、健康でストレスがないから安全でおいしいです
・26~30ヶ月で出荷します

・夏は放牧場で、冬の間は牛舎の中で、牧草を食べて暮らしています
・輸入穀物は出荷前20ヶ月以上与えません
・産まれた雄牛だけがTHANKS BEEFです、たくさんのお肉は生産できません

酪農業の井上牧場でサンクスビーフを始めた理由。


「THANKS BEEF」は、

本来の畜産の姿、安全な食を目指して、考え出した牛肉です。

井上牧場は、酪農業、牛乳を生産するための牧場です。

牛といえば牛乳を出す動物、
そんな風に思っている人も多いかもしれません。
たしかに、多くの人がたくさんの牛乳や乳製品を口にできるよう、
牛の改良が進んで、
よりたくさんお乳が出るようになってはいます。
でも、牛がお乳を出すのは人間と同じで、
赤ちゃん牛を育てるため。


だから牛乳を出してくれる牛さんたちは、
いつも「お母さん」です。
酪農家の牧場に暮らす牛さんは、
できるだけたくさんお乳を頂けるように、
1年に1度ほどのサイクルで妊娠と出産を繰り返しています。

 


それから、
産まれてきたメスの仔牛が大きくなったら種つけをして、
出産をすることでお母さん牛になり、
また牛乳を頂くことができます。

 


こんな風にしていつもたくさんのお母さん牛を飼育することで、
酪農家は牛乳を生産し続けています。


でもそうすると、男の子が産まれてしまったら?

 


男の子はお母さんになれないので、
多くの酪農家では飼育していません。
仔牛1頭でも、1日育てる度に飼料代がかかります。
だから、
産まれてきたら数日~数週間で、
別の牧場や業者に買ってもらい、
仔牛の内に、もしくはある程度大きくなったところで、
牛肉となってもらうのがほとんどです。

乳牛から生まれたオス牛くんは、

市場ではあまり価値が高くありません。
せっかく産まれてきた命なのに、
どんな場所でどんなものを食べ、
どんな一生を過ごすのか、
生まれた牧場では把握することもできません。

 


だから井上牧場では、
ブラウンスイスのオス牛が生まれたら、
できるだけ肉用として井上牧場で元気に幸せに育ってもらうことにしました。
お肉になってもらうため屠畜場に行くときは、
井上牧場から送りだします。


牛たちのご飯は放牧場で牧草を好きなだけ。

雪の深い冬の間は牛舎で牧草ロールを食べて、春を待ちます。

できるだけ自然の中で、元気に育ったTHANKS BEEFを、
美味しく大切に食べてもらえたら嬉しいです。

井上牧場の放牧牛のお肉 サンクスビーフ
bottom of page